Facebook Liveってどうやって稼ぐか知りたいです!!
今回はFacebook Liveの稼ぎ方を詳しく解説していくね!!
「Facebook Live(フェイスブックライブ)ってどのようなアプリ?」「Facebook Liveって稼げるの?」などと疑問に思ってはいませんか?
いざ収益を考えてFacebook Liveを使い始めたけど、どうやって使えば収益化に繋がるのかわからないという方も多いかと思います。
そこで本記事では、Facebook Liveの収益化についてわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
Facebook Live(フェイスブックライブ)とは?
Facebook Live(フェイスブックライブ)は、2016年からFacebook上で開始されたライブ配信サービスを指しています。Faceboook自体が世界的なサービスであり利用ユーザー数は29億人以上といわれているため自然とFacebook Liveの利用者も多いです。
2010年にはFacebook Liveといったサービスはありましたが、どちらかというと運営がユーザーへと最新のニュースやゲストを招待して対談を配信するなどのコンテンツ配信サービスでした。しかし、2015年に有名人がファンに向けてメッセージを発信する場として提供が開始され、翌年2016年には有名人関係なく一般的に提供されました。
通常のライブ配信サービスとの違いとして、個人アカウントからの配信だけではなくFacebookページやコミュニティからでも配信が可能な点が特徴的です。
Facebook LiveはFacebookに搭載された機能の一部でありながらも従来のライブ配信サービスに引けを取らない質の高さを誇っています。
Facebook Live(フェイスブックライブ)の収益化の仕組み
Facebook Liveの収益化の仕組みをまとめると、以下の通りです。
- 収益化の仕組み
- 換金方法
- 今後収益化の可能性がある機能
- マーケティングとしてもおすすめ
それぞれ詳しく解説していきます。
収益化の仕組み
Facebook Liveでは収益を得ることができます。収益を得るには2通り存在しそれぞれ条件や報酬の算出方法が異なります。
- スター
- インストリーム広告
それぞれ詳しく解説していきます。
スター
リスナーがライブ配信中にスターを購入し配信者へと贈ることでスター1個につき1セントの収益を得ることができます。
• フォロワー1,000人以上を60日間維持
• スター利用対象国に住んでいる(日本は対象国)
• Facebookレベルアッププログラムの申請通過
以上のことから配信者がスターを受け取るためには「Facebookレベルアッププログラム」に申請し承認される必要があります。
「Facebookレベルアッププログラム」は収益化のためのプログラムではありますが、高画質での配信が可能、バッジの獲得なども付与されるためリスナーからすると安心して視聴できる指標としても利用できます。
以下が「Facebookレベルアッププログラム」の審査条件です。
- 18歳以上
- ゲーム動画クリエイターページを作成
- ゲーム動画クリエイターページから14日以上経過
- ゲーム動画クリエイターページのフォロワーが100人以上
- 14日以内に4時間以上のゲーム配信済
- 14日以内に2日以上のゲーム配信済
以上の条件からスターはゲーム配信者のみの適用となっていることが分かります。条件を満たした後にFacebookの「コミュニティ規定」及び「パートナー収益化ポリシー」と「Facebook Gamingのポリシー」に準拠しているかを確認する審査が行われます。
Facebookレベルアッププログラムの審査に通過後、自動でスター機能が有効化されるわけではなく配信者ダッシュボードの「スターを設定」から支払い情報の設定を完了することでスター機能が有効化されます。
インストリーム広告
インストリーム広告とは、ライブ配信開始前と途中で広告を表示やライブ配信画面下部に広告画像を表示などで収益を得ることができる機能です。
インストリーム広告は3種類存在します。
- プリロール広告・・・配信の開始前に流れる5~15秒の動画広告
- ミッドロール広告・・・配信の途中で流れる5~15秒の動画広告、広告再生中もライブ配信は継続される
- 画像広告・・・動画コンテンツの下に表示される静止画像の広告
インストリーム広告を利用するための条件はライブ配信だけではなく動画や過去のライブ配信に対しても適用されます。以下がインストリーム広告の利用条件となります。
- フォロワー10,000人以上
- 過去60日間の合計再生時間10,000時間のうち1,000時間以上がライブ配信の再生時間であること
- ページに5件以上の自分で作成したアクティブな動画があり、うち3件以上がライブ配信動画であること。クロス投稿動画
対象外
- インストリーム広告が利用できる国に所在し対応言語を使用していること
- コミュニティ規定やパートナー収益化ポリシーを準拠している
- コンテンツ収益化ポリシーに違反していない
現在、日本においてインストリーム広告は利用できる国として指定はされていますが、日本語はライブ配信の対応言語に指定されていないため(2022年12月時点)主要言語は別のものを設定しないといけません。
インストリーム広告を使用するには「クリエイタースタジオ」から「収益化」を選択し利用資格を満たしている場合は「設定」からページ選択後「利用規約に同意する」で支払いアカウント設定やページの審査を申請することで可能です。
審査は、インストリーム広告の利用条件だけではなく「パートナー収益化ポリシー」の条件を満たしているかも対象となります。
審査に通るとメールやクリエイタースタジオでお知らせが届き「Live Producer」から「収益化」のインストリーム広告にアクセスし設定することで利用ができます。また、収益化の条件を満たしているかどうかはクリエイタースタジオの「収益化」から随時確認可能です。
換金方法
スターの換金について、スターが贈られた月の約30日後に振り込まれる仕組みとなっています。今月末締めの翌月払いとなっているようです。また、スターに関して残高が100ドルに到達するまで振り込みがされないので注意しましょう。
今後収益化の可能性がある機能
Facebookはアメリカのカリフォルニア州に本拠地を置くメタ・プラットフォームズが旗艦サービスであるため新機能が日本で対応するには時間がかかります。日本以外の対応国ではスターやインストリーム広告以外にも収益化に関する機能はリリースされており、いずれ日本も対象になる可能性があります。
- 有料オンラインイベント
- サブスクリプション
上記の収益化機能は日本では対応外となっているので現状(2022年12月時点)では利用できませんが、対応すれば収益の幅が広がります。
マーケティングとしてもおすすめ
Facebook Liveは実名の登録が必須になっているため、近年ではあまり個人で知名度を上げたい方にはハードルが高く感じてしまうかもしれません。一方で、利用している年齢層が30~50代ということもあってビジネス使いとしては最適です。
Facebookでは企業のアカウントやページの作成ができるのでマーケティングとして使用される方が多いようです。また、ライブ配信の配信中と配信終了後のいずれかで配信の広告をFacebook内で流せるのでターゲットになるユーザーへと宣伝ができます。ただし、設定する予算に応じて宣伝できる範囲が変わってくるので注意しましょう。
そのため、企業や団体はFacebook Liveで収益を得るというよりもマーケティングや販促での利用が多く見られます。
Facebook Live(フェイスブックライブ)の稼ぎ方のコツ
この章では、Facebook Liveの稼ぎ方のコツを紹介していきます。
- コミュニケーションを取る
- 機能を使いこなす
コミュニケーションを取る
Facebook Liveはまずスターを獲得しなければ収益には繋げられません。スターはリスナーが課金して贈ることのできるアイテムなのでリスナーとのコミュニケーションは密に取っていきましょう。以下がFacebookLiveに搭載されているコミュニケーション機能です。
- アンケート機能
- リアクション機能
アンケート機能
リスナーにアンケートを取ることができます。Facebookグループやストーリーズからアンケートを作成でき、個人的な質問から商品開発など幅広い目的で使用されています。さらに、「複数選択を許可する」ことで1人あたり2つ以上の回答が可能になります。配信の企画としても利用できることはもちろんリスナーとのコミュニケーションを取るためのきっかけにもなります。
リアクション機能
リスナーはライブ配信に対して「Like」や「Love」を送り配信者はリアルタイムでリスナーからのリアクションを確認することができます。送られてきたリアクションに対してアクションを返し次のアクションへと促していきましょう。初見リスナーが常連になる可能性もあるのでこまめに返していくことをおすすめします。
機能を使いこなす
Facebook Liveに搭載されている機能を使いこなすことで配信の質を上げることが可能です。配信の質を上げることで盛り上がりやリスナーの獲得、スターを投げやすい配信作りができます。
配信予定機能を使用して次回配信へと誘導、配信終了後はアーカイブ機能を使い見逃したリスナーへのアプローチも可能です。配信中だけではなく配信前と配信後にもリスナーの獲得は行っていきましょう。その後、インサイト機能によってライブ配信中の総視聴数や視聴されたピーク時の瞬間などの分析をすることによってライブ配信を改善していくことができます。
継続的にライブ配信への誘導や過去配信のアプローチ、ライブ配信中の改善を行うことで質の向上に繋がります。
まとめ
Facebook Liveの収益化の仕組みについて詳しくまとめていきました。Facebookはどちらかというと従来のライブ配信サービスに比べて稼ぎづらい印象を受けますが、企業や団体によるマーケティングとしては有効的のように感じます。個人での利用では稼ぐというよりも実名登録という仕様である以上、親族や友達などのより身近なコミュニケーションが取れていることかと思います。
それらを踏まえた上でFacebook上でライブ配信を行うことはメリット、デメリットどちらもあることでしょう。しかし、人によって使用目的は違うでしょうがFacebookは年齢層が高いユーザーへと発信ができる点とInstagramと深い繋がりがあるFacebookはSNSとしてもライブ配信サービスとしても機能が豊富です。
ぜひ本記事を参考にして、Facebook Liveを楽しく活用してみてください。