TikTok(ティックトック)でライブ配信したいけど方法や条件ってあるの?
今回TikTok(ティックトック)でライブ配信する方法と条件、稼ぎ方を紹介します。
「TikTok(ティックトック)のライブ配信ってどうやって使うの?」「TikTokってどうやって稼ぐの?」などと疑問に思っていませんか?
いざTikTokを始めようにも、何をすればいいのかわからないという人も多いかと思います。
そこで本記事では、TikTokのライブ配信をするための条件や実際の収益化の仕組みについてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
TikTok(ティックトック)とは?
TikTok(ティックトック)は、中国のメディア企業Bytedanceが2016年9月に中国にて提供を開始したソーシャルメディアサービスです。タイやインドネシアと各地で展開し2018年には世界規模で5億人ものユーザーが利用される人気サービスとなりました。
メインコンテンツがショートムービーとなっており誰でも投稿できることから国内でも10代20代を中心に爆発的に広がり、流行語大賞に「TikTok」がノミネートされました。さらにLINEやGoogleマップを抑え無料アプリダウンロード数ランキングの中で1位に輝くなど現在では誰もが知るサービスです。
当初は60秒以内のショートムービーしか投稿できませんでしたが、2021年には3分まで可能になりさまざまな動画が投稿されています。
さらに、TikTok内で拡散され流行した楽曲はYouTubeなどの外部サービスでも流行し大きな注目を浴びることもあります。そのため、多くのアーティストのプロモーションの場としても活用され音楽業界からも注目されているサービスです。音楽業界だけではなくテレビCMやドラマ、番組、企業からもマーケティング効果として多くの注目を浴び、日常的にも切っても切り離せないサービスとして見かけることが多くなりました。
TikTokではショートムービーがメインですが有名人のライブ配信も活発に行われています。今回はTikTokでのライブ配信に重点を置き解説していきます。
TikTok(ティックトック)でライブ配信をするには?
TikTok(ティックトック)では、誰でもライブ配信を行えるわけではありません。以下ではTilTokでライブ配信をするための条件やライブ配信の機能を解説していきます。
- ライブ配信をするための条件
- ライブ配信で何ができる?
それぞれ詳しく解説していきます。
ライブ配信をするための条件
TikTokでライブ配信を行うためには条件を満たしていなければいけません。
• 16歳以上
• 質の高いコンテンツの創作実績がある
• 一定以上のフォロワーがいる
TikTokの条件は公開されていませんがフォロワー数が最低400~500人以上かつコンテンツの質の高さを重要視しているといわれています。ただし、年齢以外の条件が明確にされていないためフォロワー数に関しては実際にライブ配信を行っているクリエイターのフォロワー数を目安に予想されています。
ライブ配信で何ができる?
TikTokのライブ配信機能が以下の通りです。
• タイトルやカバー写真
• コラボ配信
• コメントフィルター機能
• モデレーター
• TikTok LIVE Events
• LIVEリプレイ機能
タイトルやカバー写真
ライブ配信前の準備画面にてタイトルやカバー写真の設定など各種設定が行えます。
コラボ配信
お互いにフォローしあっている相互フォローかTikTokからおすすめ表示された配信者を選んでコラボ配信の招待を送り相手が受け取ることでコラボ配信が可能です。
コメントフィルター機能
特定のキーワードをフィルタリング設定し非表示にすることができる機能です。キーワードは最大50個まで設定が可能です。さらに配信中でもコメントをオフにできたり不適切な表現のコメントの非表示も可能です。
モデレーター
配信者がモデレーターとしてユーザーを指定することができます。モデレーターは、ライブ配信中にコメントを整理する権限や不適切な表現をする視聴者をミュートやブロックすることが可能です。
TikTok LIVE Events
ライブ配信を行う日時を事前にリスナーへと知らせることのできる機能です。リスナーは予定されているライブ配信に対して登録し通知を受け取ることが可能になります。
LIVEリプレイ機能
ライブ配信の録画を90日間までなら自身のマイページから確認できる機能です。デバイスへの保存や削除が可能となっておりショートムービーとして投稿することもできます。
ただし、日本ではサポートされていない機能のため注意しましょう。
TikTok(ティックトック)の収益化について
次にTikTok(ティックトック)で実際に収益化するための条件や仕組みを解説していきます。
- 収益化の仕組み
- ギフトを受け取るための条件
- 換金方法
それぞれ詳しく解説していきます。
収益化の仕組み
リスナーがアプリ内通貨であるコインを購入し配信中のクリエイターへとギフトを贈るいわゆるギフティングといわれる投げ銭機能「TikTok LIVE Gifting」を使用することにより実際の報酬へと繋がります。ただしギフトを贈れるリスナーは20歳以上と決まっているため注意しましょう。
クリエイターはギフティング機能のONとOFFの切り替えを行えます。一方でリスナーはTikTok内通貨のコインを購入しコインとギフトを交換しライブ配信でギフティングを行いクリエイターへと贈ることで応援へと繋がります。
贈られたギフトはアプリ内ポイントのダイヤモンドとしてクリエイターへと付与され現金として換金が可能となります。
ギフトを受け取るための条件
ライブ配信での収益は現状ギフトのみとなっており、ギフトを受け取れるクリエイターは条件が決まっています。
• Creator Nextプログラムに参加している
• LIVEギフトをお住いの地域で利用できる
• 日本で利用する場合、20歳以上
• フォロワー数が1,000人以上かつアカウント開設から30日以上が経過している
• ガイドラインや利用規約に違反していない
Creator NextプログラムとはTikTokでのクリエイターに対し収益化をサポートするプログラムを指しています。Creator Nextプログラムに参加するには以下の条件を満たす必要があります。
• 20歳以上
• 最低フォロワー数及び最低動画視聴数を満たしている
• 過去30日間に3回以上はTikTokへショートムービーを投稿している
• TikTokのガイドライン及び利用規約に違反していない
Creator Nextプログラムに参加することで以下の機能が使用可能となります。
• クリエイターファンド
• Creator Marketplace
• LIVEギフト
• ビデオギフト
• チップ
クリエイターファンド
TikTok側からの寄付によりクリエイターが報酬を受け取ることのできるプログラムです。
Creator Marketplace
企業による広告によってクリエイターが収益を受け取ることのできるシステムです。
LIVEギフト
ライブ配信中にギフトを贈ることのできるサービスです。
ビデオギフト
ショートムービーに対してギフトを贈ることのできるサービスです。
チップ
クリエイターのプロフィールからチップを贈ることのできるサービスです。ライブ配信やショートムービーに対してではなくクリエイター自身に対して支払い、クリエイターは支払われたチップを全額受け取れます。
換金方法
TikTok内のポイント「ダイヤモンド」を貯めることにより設定画面のポケットから換金することができます。換金するためには「銀行口座」「PayPal」が必要なので事前に連携を行っておきましょう。
- ポケットの「LIVEのギフト」を選択
- 引き出し可能金額を確認し「払い戻し」をタップ
- 引き出し金額を入力し「出金する」をタップ
- 「出金を確認」をタップで完了
手続きを行うとPayPalを通じて5営業日以内に登録している銀行口座へと振り込まれます。PayPalや銀行口座登録時にて間違った情報を登録している場合、キャンセルなどに掛かった費用を負担することになるので注意しましょう。
TikTok(ティックトック)の稼ぎ方のコツ
この章では、TikTok(ティックトック)での稼ぎ方のコツを紹介していきます。
- リスナーとコミュニケーションを取る
- ショートムービーを活用
- 企業案件
- 外部サービスで収益を得る
リスナーとコミュニケーションを取る
従来のライブ配信サービスと違って配信の盛り上がりなどが収益になるわけではなくギフトのみが収益として支払われるため、リスナーからのアクションにはこまめに返すことをおすすめします。
ショートムービーを活用
ショートムービーは投稿するだけでも集客として活用できますし、ギフトも受け取ることが可能です。
企業案件
TikTokでライブ配信を行える条件を満たしていることになるため基本的に有名人やインフルエンサーなど知名度を持つユーザーが多いです。そのため、企業から案件を依頼されることがあります。案件によっては内容や報酬額が変わるのでよく確認してから引き受けることをおすすめします。
外部サービスで収益を得る
あくまでもTikTokで知名度を上げることでより多くのファンを獲得することを目的とします。TikTokを集客として使用するユーザーも多く、実際のメインとなる収益はYouTubeなどの外部サービスと併用して得る場合も珍しくありません。
まとめ
TikTokの収益化の条件や仕組み、稼ぎ方などについて解説していきました。TikTok自体は2016年からありますが収益化は2021年から開始された機能です。世界的なサービスのため機能が日本にリリースされるのは後からにはなりますが、随時収益化周りの機能は発表されているのが現状です。
今後も収益化に関する機能が増えていくことが期待されているため、TikTokで収益化を考えている方は今のうちに参入することをおすすめします。
ぜひ本記事を参考にしてTikTokを楽しく活用してみてください。