顔出し不要の配信アプリってどんなものがありますか?
今回はバーチャルに特化したライブ配信アプリ3つ紹介するね!
ライブ配信アプリを始めたいと考えていても顔出ししなければ配信できないのではないかと思ってはいませんか。
近年では顔出し配信が当たり前のようになっていますが、音声に特化したものや顔出ししなくても充分楽しめるライブ配信アプリは存在します。
そこで本記事では、人気のバーチャル配信特化のライブ配信アプリについてわかりやすくまとめました。
ライブ配信アプリを始めるきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。
バーチャルのライブ配信アプリとは?
バーチャルのライブ配信はいわゆるVTuber(ブイチューバー)を指しています。
VTuberとはバーチャルYouTuberを略しており顔出しせずに2DCGや3DCGのアバター(キャラクター)をバーチャル空間を通して動画投稿や配信を行う際の総称として使われています。
2016年に人気VTuberキズナアイが活動を始めるにあたり自身をバーチャルYouTuberと名乗ったことで生まれた言葉です。
Youtubeで一気に増えたVTuberですがライブ配信アプリを通しても増えたことでライブ配信アプリにも取り入れられるようになりました。
元々は特殊な技術が必要だったことからパソコンからの配信しかできませんでしたが今回はスマホ1つで簡単にVTuberとして配信できるライブ配信アプリを紹介していきます。
人気のバーチャル配信特化のライブ配信アプリ
スマホから簡単にバーチャル配信が行えるアプリが以下の通りです。
- アバターパーツが豊富な「REALITY(リアリティ)」
- カラオケ配信機能付きの「トピア(topia)」
- イラストからバーチャルへ「IRIAM(イリアム)」
バーチャル配信を行うにあたり配信機能やアバターパーツなど気になる点が多いでしょう。
それぞれ特徴を踏まえ解説していきます。
アバターパーツが豊富な「REALITY(リアリティ)」
REALITY(リアリティ)は、2018年に「株式会社REALITY」がリリース、運営しているバーチャルライブ配信アプリです。
国内サービスですが2020年にはタイやブラジル、ベトナム、韓国へと海外進出をはじめ現在では世界62か国へと展開しています。
そのため海外ユーザーも多く国内発のライブ配信アプリの中でもめまぐるしい発展を遂げています。
バーチャル配信に特化しているためライバーもリスナーも双方ともに新規登録する際にアバター作成が必須となっているのも特徴的です。さらに、単にバーチャル配信ができるだけではなく充実した機能も人気の一つといえます。
- 豊富なアバターパーツ
- 配信機能
- コミュニケーションが活発
豊富なアバターパーツ
REALITYは初期設定で登録できるアスタパーツが豊富であり、その後もカスタムパーツの獲得が可能です。
以下がカスタマイズ可能なパーツです。
- 体型
- 肌の色
- 髪型
- 顔(目、口、眉、耳、ほくろなど)
- 服装(服、靴、帽子など)
- アクセサリー(ピアス、眼鏡など)
- 背景、床装飾
- ポーズ
アバターはカメラ機能を通して表情を読み取ることができます。そのためよりリアルな人間味溢れる動きができます。
表情以外にも上下左右へ首を傾けることも可能です。
また、ポーズ選択機能もあるのでリアクションに合わせたポーズを取ってくれます。
アバターは5種類まで作成可能なので配信内容に合わせた配信を行えます。
配信機能
1人での通常配信の他に以下の配信機能が搭載されています。
- コラボ機能・・・コラボ申請を承認することで最大4人でのコラボ配信が可能
- 誰でもコラボ・・・参加ボタンをタップしたユーザーがランダムでコラボできる機能
- ゲーム機能・・・アプリに搭載されているゲームを配信できる機能
- YouTube視聴・・・配信画面でリスナーとYouTube動画を一緒に視聴できる機能
- スクリーンショット機能・・・配信画面のスクリーンショットを1タップで撮ることができる機能
コミュニケーションが活発
REALITY内ではライバーとリスナーのコミュニケーションが活発に行われています。
コミュニケーションとして利用されている機能が以下の通りです。
- ビデオチャット・・・最大8人で通話できる機能
- アバタースタンプ・・・ユーザーがアバターのスタンプを作成することのできる機能
- ギフト・・・いわゆる投げ銭機能
- フォロー機能・・・フォローし最新情報を受け取ることのできる機能
- コメント機能・・・配信に対しコメントを送れる機能
- ハート・・・SNS上でのいいね機能
- チャット機能・・・1対1でユーザー同士でやり取りを行える機能
- グループチャット機能・・・最大999人の1つのグループを作成しチャットできる機能
- ありがとうメッセージ・・・配信終了後に視聴していたリスナーへメッセージを送れる機能
上記のことからバーチャル配信をメインとしたさまざまな機能が搭載されていることが分かります。
カラオケ配信機能付きの「トピア(topia)」
トピア(topia)は、「株式会社アンビリアル」が2018年にリリースしたサービスです。
バーチャル配信はもちろん最大の特徴がカラオケ配信となっています。
- アバター作成
- カラオケ配信
アバター作成
トピアのアバター作成にはまず全体の雰囲気を「アニメ調」「フィギュア調」から選ぶことで始まります。
その後以下のカスタムパーツから組み合わせて自分だけのアバターを作成します。
- 体型
- 頭身
- 衣装
- 髪型
- 髪色
- 肌の色
- まゆげ、目、鼻などの顔の各パーツ
- アバターの影
- アクセサリー
顔の各パーツなど全てで20項目ものパーツが存在し自由にカスタマイズが可能です。
アバターは顔認識による表情の操作や音声によって口を動かしたり自動でのまばたきが可能です。
アバターのポージングに関しては「エモート機能」によりショートカットを設定し配信画面にて1タッチで使用できます。
アバターは3つまで作成できるので配信用途にあわせて切り替えることができます。
カラオケ配信
トピアは通常配信の他、最大12人までの音声コラボ配信やプライベート配信も可能です。
ただし配信機能の中でも最大の特徴は、バーチャルとカラオケを組み合わせた配信機能です。
トピア内に収録されているJOYSOUND楽曲約11,000曲から選び歌うことが可能です。
楽曲選択後にガイドメロディやキー設定などできるので自身の歌いやすい設定でカラオケ配信を行うことができます。
さらに、アプリに収録されていない楽曲がある場合は「楽曲追加リクエスト」より申請可能です。
イラストからバーチャルへ「IRIAM(イリアム)」
IRIAM(イリアム)は、「株式会社IRIAM」が2018年にリリースしたライブ配信サービスです。
リリース当初は「”ガチ距離恋”で会話ができる」のキャッチコピーにより話題にもなりました。
さらに、IRIAM独自のモーションライブ方式を採用しており低遅延・高画質を実現、よりリアルタイムでの配信をライバー、リスナーともに快適に楽しむことができます。
- イラストがアバターへ
- 豊富な機能
- 時給制度
イラストがアバターへ
REALITYやトピアのようなアプリ内にアバター作成用にパーツが準備されている形ではなくIRIAMはイラストを準備しアップロードすることでバーチャルライブ配信ができることが最大の特徴です。
イラストを準備することで配信可能になることからハードルが高く感じますが、唯一無二のアバターによる配信ができます。
さらに、アップロードしたイラストはAIが自動キャラモデリングし目や口、表情のモーションが可能です。
ただし、自動でのキャラモデリングには条件がありIRIAMのイラスト制作ガイドを満たしたイラストでなければいけません。
豊富な機能
IRIAMは配信機能は、「イラスト配信」と音声のみの「ラジオ配信」もちろん機能面も充実しています。
IRIAM独自の機能を下記では紹介していきます。
- コミュニティランク・・・ファンの応援により上げられるレベル
- チュートリアルミッション・・・チュートリアルで指定されたアクションによりポイントが手に入る機能
- ファンバッジ・・指定された条件を満たすことで獲得できるバッジ
- まいにち配信・・・1回30分以上の配信を7日間以上継続することで得られる称号
時給制度
通常のライブ配信サービスではギフトやあらゆる要素からアプリ内ポイントが算出され収益化へと繋がりますが、IRIAMでは時給制度も取り入れられています。
IRIAMは換金できるポイントが「応援ダイヤ」と「時間ダイヤ」に分かれ「応援ダイヤ」はIRIAM独自の評価基準により算出されるのに対し、「時間ダイヤ」が時給制に当てはまります。
「時間ダイヤ」はコミュニティランクにより配信1時間ごとに支給されるダイヤが変動します。
最低ランクのB1は1時間あたり100ダイヤですが最高ランクのS3は1時間あたり2,300ダイヤとなっておりランクを上げることで高時給も期待できます。
ただし獲得上限は1日2時間、1ヵ月40時間までとなっています。
まとめ
バーチャル配信をスマホ1つで簡単にできるライブ配信アプリについてまとめていきました。
人によって使用目的は違うでしょうが、顔出し不要で気兼ねなくライブ配信を行うことができるのではないでしょうか。
年々、バーチャル配信は顔出しなどによる個人情報の流出が防げる他、自身の分身体であるアバターを使っていつもと違う自分になれることから需要が高まっているように感じます。
バーチャル特化ライブ配信アプリといえど、標準搭載されているアバターのデザインにも好みがあることかと思います。
今回はバーチャル配信において人気のあるアプリについて紹介していますが使い勝手や特徴、機能面も視野に入れ自身にあったライブ配信アプリを本記事を参考にして、楽しく活用してみてください。