LINE LIVEってサービス終了するの!?新しいサービス「LINE VOOM」ってどんな配信サービスなのかしら?
今回は「LINE VOOM」について解説するよ!
LINE LIVE(ラインライブ)は、大手企業でもあるLINE株式会社が運営しているライブ配信サービスです。 LINE LIVEはLINE株式会社が運営しているアプリなので、LINEユーザーであればすぐに利用できます。スマホを持っている人のほとんどはLINEに登録していることから、スムーズな登録が可能です。
しかし、2023年3月31日にLINE LIVEとLINE LIVE-VIEWINGのサービス終了が決定したことが発表されました。同時にサービス終了に伴い、LINE LIVEのライブ配信機能がLINE VOOM(ラインブーム)に統合されることも決まっています。
そこで本記事ではLINE VOOMに移行されるライバーやリスナー向けに使い方や特徴などについて解説していきます。LINE VOOMで収益化を目指す方法についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
LINE VOOM(ラインブーム)とは?
LINE VOOM(ラインブーム)とは、2021年11月25日にタイムラインから名称変更した動画を投稿・閲覧できる機能です。タイムラインと同様の使い方ができますがフォローと友だちの違いなど一部一新されている部分があります。
2015年にサービス開始したLINE LIVEでは芸能人や一般人がライブ配信を行っていましたが、2023年3月31日のサービス終了に伴ってライブ配信機能がLINE VOOMに統合されるとして話題になっています。
下記ではライブ配信機能が統合される前にLINE VOOMの現時点での特徴を紹介していきます。
LINE VOOM(ラインブーム)の特徴
LINE VOOM(ラインブーム)は、以下のような特徴があります。
- 利用ユーザーの幅が広い
- ショートムービー
- 豊富な投稿機能
- 友だち追加とフォローの違い
- さまざまな機能
それぞれ詳しくみていきましょう。
利用ユーザーの幅が広い
LINE VOOMの利用ユーザーは女性が54.5%、男性が45.6%となっており年齢層も10~60代までと幅広いことが分かっています。
また、LINE VOOM訪問ユーザー6,800万人以上のうち4,900万人以上が月に1回以上LINE VOOMの広告を視聴していることから集客や宣伝に最適な機能といえます。そのため、企業も早くにLINE VOOMを取り入れており広告として多くが使用している状況です。
他の外部SNSツールに比べてLINEは連絡ツールとして多くのユーザーに親しまれています。LINEに搭載されているLINE VOOMはその分ユーザー層が限定的にならずより多くのユーザーにリーチすることができます。
ショートムービー
LINE VOOMの最大の特徴はショートムービーの取り扱いにあります。ショートムービーの代表アプリといえばTikTokですが現在ではYouTubeにも搭載され需要が高まっています。
LINE VOOMで投稿できるショートムービーは再生時間が20分以下のファイルサイズ500MB以下と決まっています。推奨ファイルはMP4、M4V、MOV、AVI、WMVとなっていますが、あくまでも推奨ファイルです。以外のファイル形式でも投稿はできますが画質の劣化の可能性があるので注意しましょう。
豊富な投稿機能
LINE VOOMはショートムービーの投稿以外にもさまざまな投稿が可能です。
- スタンプ
- テキスト
- URL
- 写真
- 予約投稿
- クーポン
- リサーチ
- 位置情報
LINEといえばスタンプですがLINE VOOMではスタンプやテキスト、URL、画像の投稿が可能です。予約投稿では実際に投稿用に作成した内容の投稿日時の設定が可能です。
さらにクーポンはLINE公式アカウントを開設していれば誰でも使用することができます。集客や宣伝に有効活用することができます。リサーチも同様にLINE公式アカウントを作成している場合に使用可能な機能となっており、投票形式やアンケート形式でユーザーから意見を集めることができます。
最後に位置情報ですが、店舗情報を視覚的に伝えることができるので実店舗を持っている方やおすすめしたい方にとって使いやすい機能ではないでしょうか。
友だち追加とフォローの違い
LINE VOOMはLINEに搭載されている機能ですが、友だち追加とフォローは別物と考えてください。
友だちとして追加されている場合はLINE公式アカウントからのメッセージ配信や個別でやり取りができるユーザーを指し、LINE VOOMで表示されているのはおすすめとフォローしているアカウントのみです。そのためLINE VOOMのフォロワーは友だちとは別で集める必要がありますしフォローも同様です。
また、LINE VOOMには検索機能やおすすめアカウントの表示がされるのでフォローしていないアカウントの投稿も閲覧が可能です。
さまざまな機能
LINE VOOMはさまざまな機能が搭載されています。
- NGワードやスパムユーザー
- いいねやコメントの受付
- ブロック
- フォロー設定
- 投稿の非表示
- 投稿の削除
NGワードやスパムユーザー
設定画面にてコメントのNGワードやスパムアカウントの登録ができます。
いいねやコメントの受付
投稿側がいいねやコメントの受付をするかしないかの設定をすることができます。
ブロック
アカウントのブロックをすることができます。ただしフォローと友だちは連動されないのでフォローと友だちの両方に登録している場合両方ともにブロックする必要があります。またブロックを行うとお互いのフォローが外れるので相手に通知がいかずともいずれ分かる可能性があります。
フォロー設定
フォロー設定画面からフォローを許可制へと設定することができます。
投稿の非表示
実際に表示される投稿に対して「興味なし」を選択することで非表示にすることができます。
LINE VOOM(ラインブーム)の使い方
LINE VOOMはLINEを使うユーザーはすぐに無料で使用することができます。LINEは多くの人が利用しているためLINEに搭載されているLINE VOOMもLINEユーザー数と同様のユーザー数が使用している可能性があります。
旧タイムラインと同様の使い方が可能なので感覚的に投稿することができます。ただし、フォローや非表示、ブロックなどの機能はLINE VOOMならではになるので注意しましょう。
LINEの中央下部の「VOOM」からフォロータブをクリックした際に表示される「+」ボタンから投稿ができます。ここでは投稿の公開範囲が「全体公開」「自分のみ」「すべての友だち」「新しい友だちリストを作成」から選択することができます。しかし、LINE公式アカウントからの投稿の場合は公開範囲の設定ができません。すべて全体公開での投稿になります。
LINE VOOM(ラインブーム)の稼ぎ方
LINE VOOMでの収益化について解説していきます。
- 収益化の条件
- 収益化機能
- 収益の受け取り方
それぞれ詳しく解説していきます。
収益化の条件
LINE VOOMは収益化をする際に資格要件を満たす必要があります。
- LINE公式アカウントであること
- フォロワー500人以上
- 投稿動画の直近1カ月間の再生時間が50時間以上
個人アカウントでの収益化はできず別途公式アカウントの作成が必要となります。資格要件を満たした後は広告のタイプ・カテゴリーを選択し審査を受けます。審査通過後、利用した日から毎月発生する広告収入が送金されます。
収益化機能
LINE VOOMでの収益化機能は「インストリーム広告」「イメージ広告」「自動」の2つとなっています。それぞれ詳しく説明していきます。
インストリーム広告
2分以上の動画に最大3つまで広告を設置できる機能です。2分未満の動画には広告が設置できないため注意しましょう。
イメージ広告
イメージ広告とは動画再生中に画面下に表示されるバナー広告を指します。30秒以上の動画であれば1つまで広告が設置できる機能です。
自動
投稿した動画の秒数に応じて自動で適した広告が表示される機能です。
収益の受け取り方
収益化の申請が通った際に、送金先の情報を入力し登録することができます。
広告収益は1,000円を超えた場合に毎月5~15日の間に送金申請が可能となり申請した収益は申請日から30日以内に登録した送金先へと振り込まれます。
申請金額に適用される10%の消費税はLINE負担となっており、銀行送金時の振込手数料とその消費税はユーザー側となります。そのため「(申請金額+消費税10%)-(振込手数料+消費税10%)」の計算となるので申請金額がすべて振り込まれるわけではないので注意しましょう。
LINE VOOM(ラインブーム)の利用する際の注意点
LINE VOOMには禁止事項があります。
- 未成年の安全を脅かす不適切な投稿
- 電話番号、住所、LINE IDなどの情報が含まれる投稿
- 誹謗中傷やスパムなどの不適切な投稿
これらの禁止事項を破った場合、機能の制限などの措置が行われる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
LINE VOOMの特徴や使い方、稼ぎ方について解説していきました。
まだLINE VOOMにはライブ配信機能は搭載されていませんがLINE LIVEのライブ配信ではギフティング機能や月額会員制のプレミアムチャンネルの開設などの収益化機能が搭載されていました。まだ同様の機能が搭載されるか不明ですが期待はできます。
LINE VOOMでライブ配信を考えている場合は今のうちに現時点の機能に慣れておくことでライブ配信機能搭載後の新規参入のユーザーよりも一歩先を行くことができるかもしれません。是非LINE VOOMを楽しく活用してみてください。