pixiv Sketchの機能について徹底解説します！

「pixiv Sketch（ピクシブスケッチ）ってどのようなアプリ？」「pixiv Sketchの機能は何があるの？」などと疑問に思っていませんか？

いざpixiv Sketchを使い始めたけど、どうやって使えばいいのかわからないという人も多いかと思います。

そこで本記事では、pixiv Sketchの機能についてわかりやすくまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

pixiv Sketch（ピクシブスケッチ）とは？

pixiv Sketch（ピクシブスケッチ）は、お絵かきコミュニケーションアプリとして2015年6月に株式会社ピクシブからリリースされました。株式会社ピクシブは「pixiv」を運営しており多くの漫画家や小説家が輩出され人気の作家として露出しているユーザーが数多く利用しています。そのため、pixiv Sketchにて配信しているユーザーの中には有名な作家も多く存在しています。

その中でもライブ配信機能は、pixiv Sketchの機能の一つとして搭載されており実際にお絵かきしている様子を配信しながらファンや視聴者とコミュニケーションを取ることができます。

通常のライブ配信サービスでお絵かき配信を行う場合、専用のツールが必要になってきますが、pixiv Sketchでは高性能ドローイングツールが搭載されているので簡単な操作でイラストを描けることから気軽に創作活動を行うことができます。

パソコンだけではなくiPhoneやandroid、iPodからもいつでもどこでも気軽にお絵かきを楽しみながらファンとのコミュニケーションも取れます。アプリ上でも指でなぞることで直感的にイラストを描くことが可能なためイラストを描くことに対してハードルが高く感じてしまいがちですが簡単に描けることで人気を博しています。

pixiv Sketch LIVE（ピクシブスケッチライブ）の機能

pixiv Sketch LIVE（ピクシブスケッチライブ）の機能をまとめると、以下の通りです。

1. 3つのライブ配信機能
2. 配信者側の機能
3. 視聴者側の機能
4. 収益化の機能

それぞれ詳しく解説していきます。

3つのライブ配信機能

pixiv Sketchではライブ配信機能が搭載されており、さらに以下の3種類のライブ配信が可能になっています。

• ドロー配信
• 画面共有配信
• カメラ配信

ドロー配信

ドロー配信とは、pixiv Sketchに標準搭載されているお絵かきツール（ドローイングツール）を配信画面上に映し出して配信を行う機能です。ペンやカラーの種類は豊富さはもちろん自動着色やレイヤー分けも可能なのでクオリティの高いイラストを描くことができます。

画面共有配信

画面共有配信とは、ディスプレイ上の画面を配信画面に映し出して配信する機能です。pixiv Sketch以外で専用のソフトを使用して配信を行いたい際に使用されます。また、イラストだけではなく創作活動に小説の執筆も含まれるので執筆作業の配信も可能です。

カメラ配信

カメラ配信とは、実際の使用端末のカメラ機能を使用しての配信機能です。アナログでイラストなどの創作を配信したい際に使用されます。

配信者側の機能

pixiv Sketchで配信をするにあたり便利な機能が以下の通りです。

• みんなと一緒に描く
• 限定公開
• 自動読み上げ機能
• 閲覧年齢
• セーフモード
• タイムラプス機能
• 自動終了
• ブロック

みんなと一緒に描く

最大4人までが同時にライブ配信を行える、いわゆるコラボ配信のような機能です。

限定公開

配信URLを共有したユーザーのみがライブ配信を視聴することができる機能です。ただし、累計視聴者数に関して招待されたユーザーが画面を更新した場合増えてしまうので招待数と累計視聴者数の数が合わない場合があるので注意しましょう。

自動読み上げ機能

送られてきたコメントを自動で読み上げてくれる機能です。創作活動中は集中してしまうのでコメントを読み上げ機能を使用することでコメント欄を見ずに反応することが可能になります。

閲覧年齢

「全年齢」「R-15」「R-18」の3つから閲覧できる年齢の制限を掛けることが可能です。閲覧年齢の設定をすることで対象のユーザーのライブ一覧画面に表示されることはないので安心して配信を行えます。

セーフモード

配信の種類を「画面共有配信」「カメラ配信」のいずれかを選んでいる場合に配信画面全体にモザイクをかけられる機能です。個人情報の流出を防ぐことはもちろん年齢制限の掛かる見せられないイラストに対して使用されることが多いようです。

タイムラプス機能

ライブ配信中の作業の過程をコマ送りのアニメーションとしてgif画像でダウンロードすることのできる機能です。録画開始時と終了時の計2回押さなければ使用できないので注意しましょう。

自動終了

配信中に約5分間の間、操作がされなかった場合に自動で終了されます。

ブロック

ブロックは、配信者のみが使用できる機能となっています。視聴者はブロックされた場合、配信者のライブ配信を視聴することはできません。配信者は設定の「Liveブロックユーザー」からブロックの解除を行えます。あくまでも、ライブ配信に対するブロックになるのでライブ配信以外の投稿は見ることは可能なので注意しましょう。

視聴者側の機能

お絵かきツールがメインであるpixiv Sketchですがライブ配信の視聴者側にもさまざまな機能が搭載されています。

• フォロー
• いいね
• コメント
• シェア機能
• 視聴設定
• ライブを通報

フォロー

お気に入りの配信者に対してフォローすることのできる機能です。pixiv Sketchにはアーカイブ機能がないため配信を見逃したくない際はフォローし配信通知を受け取ることをおすすめします。

いいね

配信中にハートボタンを押すことでいいねを送ることができます。いいねをするとコメント欄に誰がいいねしたかが表示されます。

コメント

ライブ配信中に視聴者はコメントを送ることができます。

シェア機能

配信画面のシェアボタンから「Twitter」「Facebook」「Pawoo」を選択して共有することが可能です。また、URLをコピーすることで他の外部サービスでも共有は可能です。

視聴設定

配信画面内で視聴設定を変更できる機能です。視聴設定は「ポップアップ」「読み上げを無効」「いいねの読み上げ無効」「いいねのエフェクトを無効」の4種類を設定できます。ポップアップはコメント欄と配信画面をそれぞれ別画面として表示させることのできる機能です。

ライブを通報

不適切な内容の配信に対して通報をすることのできる機能です。

収益化の機能

pixiv Sketch（ピクシブスケッチ）のライブ配信にて収益化を考えている場合、配信準備画面にて「エール機能」を有効にしましょう。

エール機能とは、ライブ配信中に視聴者がエールを応援の意味を込めて贈ることのできるアイテムです。エールを贈るにはアプリ内ポイントのpixivポイントを購入しエールと交換することで可能です。エールは約1,500種類の絵文字から選択可能となっており、1回につき最大5つまで贈ることができます。

そしてエール機能を有効にすることで「リワード」と呼ばれる報奨金が運営から支払われます。

リワードは、「感動」「盛り上がり」「影響の度合い」などはもちろん毎月投稿されるコンテンツの「アクセス数」「リアクション」などの要素によって金額が決定されるとこのことです。また、「みんなと一緒に描く」を選択した場合にリワードを受け取ることのできるユーザーはホストのみです。ただし、リワードは現状ライブ配信のみに対して適用されているサービスとなっています。

上記のことからpixiv Sketchは通常のライブ配信サービスよりも稼ぎづらくなっており、どちらかというと創作活動をする際にライブ配信を使用してオフラインイベントへの参加を促したり物販の購入へと繋げたりといったライブ配信が多いです。ファンとしては応援としてエールを贈ることはもちろん配信者とのコミュニケーションを取ることができる場でもあるのでライブ配信は重要です。

まとめ

pixiv Sketch LIVEの機能について詳しくまとめていきました。人によって使用目的は違うでしょうが、pixiv Sketchは創作活動をしているすべてのユーザーにとっては収益化だけではなく宣伝などにも活用できるので便利なサービスです。

通常のライブ配信サービスに比べて機能が物足りなく感じる方もいることかと思いますが、イラストに特化したサービスのため創作活動を行っている方からすると年齢制限を掛けられる点など使用方法によっては安心のサービスではないでしょうか。

また、pixiv Sketchは公式でイベントも開催されています。ライブ配信を使ってのイベントではありませんが、基本的にイラストコンテストとなっておりテーマに沿ったイラストを決められたタグとともに投稿することで参加ができます。いいね数で上位入賞というわけではなくpixivでの選考結果によってさまざまな特典が得られます。

ただし、アーカイブ機能が搭載されていないためにYouTubeに移動するユーザーもいるようです。その反面でYouTubeでは年齢制限が掛けられないためpixiv Sketchで年齢制限必須の配信を行うユーザーも多いです。

ぜひ本記事を参考にして、pixiv Sketch LIVEを楽しく活用してみてください。