STICKAM(スティッカム)ってどんな配信アプリでしょうか?
今回はSTICKAM(スティッカム)について詳しく解説します!
「STICKAM(スティッカム)ってどのようなアプリ?」「STICKAMの使い方は?」などと疑問に思っていませんか?
いざSTICKAMを使い始めたけど、どうやって使えばいいのかわからないという人も多いかと思います。
そこで本記事では、STICKAMの特徴や基本的な使い方をわかりやすくまとめました。稼ぎ方や利用する際の注意点についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
STICKAM(スティッカム)とは?
STICKAM(スティッカム)は、アメリカ発祥のライブ配信サービスです。日本では2006年から「STICKAM JAPAN!」としてリリースされ、ライブ配信サービスの中でも長く運営されています。一般的にスティッカムと呼ばれますが「ステカム」とも呼ばれ親しまれています。
ライブ配信だけではなく動画投稿も可能なことからライブ配信サービスの中でも先駆けていたことから当時は最も人気のあるサービスでもあります。パソコンからの配信のみでしたが2015年にはアプリもリリースされどちらからも配信が可能となりました。
STICKAM(スティッカム)の特徴
STICKAM(スティッカム)の特徴をまとめると、以下の通りです。
- 複数画面によるコラボ配信が可能
- 特徴的なカテゴリー
- 機能の豊富さ
- スティッカムプレミアム
それぞれ詳しく解説していきます。
複数画面によるコラボ配信が可能
STICKAMはコラボ配信が可能です。
ライバーがライブ配信ができる範囲を「相互フォローのみ」「全員」のどちらかを設定することでコラボ配信が可能です。ただし、参加側が会員登録しスティッカムホームを開設していることが条件となっています。
コラボできる人数は4人と9人から選択可能となっており、画面数も「4画面」と「9画面」にて選択できます。ただし、「1画面」での配信をしたい場合はプレミアム会員の登録が必要となります。
特徴的なカテゴリー
STICKAMの配信カテゴリーは通常のライブ配信アプリと比べても特徴的です。
- おすすめ
- ビギナー
- 顔出し
- ラジオ・Web番組
- 定点カメラ
- 演奏・弾き語り
- ゲーム
- 作業
- お絵かき
- お友達募集
- 雑談
- カラオケ
定点カメラや作業は最も特徴的ではないでしょうか。意外にも街中の様子を複数のカメラで定点カメラとして配信しているものも多く存在します。また、ペットの様子を定点カメラで配信している場合もあり自由度がうかがえます。
カラオケ配信に関してSTICKAMはJASRACから楽曲の権利の許諾を受けているため権利内にある楽曲に関して規約を守ればカラオケ配信が可能です。
機能の豊富さ
リリースされた当初から機能の豊富さが注目されていたSTICKAMですが、ライブ配信サービスがあふれている現代でも十分多機能です。
- メイン映像の切り替え
- 動画の投稿
- ダイレクトメッセージ
- フォロー
- 対象年齢設定
- 読み上げ機能
- キックとブロック
- NGメンバー
メイン映像の切り替え
4画面と9画面の配信が可能ですが、画面をクリックすることでメイン画像へと切り替えが可能な機能です。
動画の投稿
スティッカムホームを開設することでホーム画面へと動画の投稿が可能です。動画は、最大500MBで100件まで投稿が可能です。また、動画の範囲を「購読者向け」「全体公開」のどちらかに設定が可能となっています。
ダイレクトメッセージ
相互フォローになることでお互いにダイレクトメッセージを送ることが可能です。
フォロー
SNSのようにお気に入りのユーザーに対してフォローすることが可能です。フォローをすることでライブ配信時の通知を受け取ることができます。
対象年齢設定
ライブ配信及びチャットに参加できる対象年齢を設定することができる機能です。
読み上げ機能
チャットを音声により読み上げることのできる機能です。読み上げ機能は読み上げの最大文字数やチャットの送信者の名前、単語の除外など設定が可能です。
キックとブロック
キックはチャットルームから強制退出に対してブロックはチャットの参加者が全員退出するまで再入室ができなくなる機能です。
NGメンバー
不適切なユーザーをNGメンバーに設定することでチャットやライブ配信への参加を制限することが可能です。
スティッカムプレミアム
STICKAMでは月額500円で有料のプレミアム会員登録が可能です。プレミアム会員になることで得られる機能が以下の通りです。
- プロフィールページにオリジナルバナーの設定が可能
- プレミアム会員向けサーバーにてライブ配信が可能
- 高音質・高画質でのライブ配信が可能
- ライブ配信画面を1画面で可能
- 各種バナー広告や動画広告が非表示
支払い時は3ヶ月分1,500円での購入となるので1ヶ月からの登録ができないため注意しましょう。
STICKAM(スティッカム)の基本的な使い方
この章では、STICKAM(スティッカム)の基本的な使い方を解説していきます。
- STICKAMの視聴方法
- STICKAMの配信方法
STICKAMの視聴方法
STICKAMはweb版とアプリで分かれています。
会員登録をしなくても視聴は可能ですが、チャットなどの一部機能が制限されるのですべての機能を楽しみたい方は会員登録をすることをおすすめします。
会員登録は「メールアドレス」と「Twitter」のいずれかから可能です。
STICKAMの配信方法
会員登録をスティッカムを開設することですぐに配信ができます。さらにweb版からでも配信が可能です。web版からの配信の場合OBSなどのソフトを使用するか「かんたん配信」から特別なソフトが必要なく配信が可能です。
ただし、web版からの配信よりもアプリでの配信が直感的に操作可能なのでライブ配信自体が初めての方はアプリをおすすめします。
アプリの場合、画面下部中央にある「配信」ボタンから配信が可能です。アプリ版は縦画面と横画面に対応しており通常のライブ配信アプリ同様に使用することができます。また、配信時間の制限はないため自由に楽しむことができます。
ライブ配信では配信内容によって対象年齢や公開範囲などの設定も行えます。
STICKAM(スティッカム)の稼ぎ方
STICKAMはスティッカムホームを開設することでブログや動画による収益化が可能です。基本的に500円(税別)の30日間講読権を販売することで安定した報酬を受け取ることができます。
報酬は売上から手数料を販売手数料を差し引いた金額が登録した銀行口座へと振り込まれますが、振り込み金額が10,000円以下の場合は次回の振り込みへと繰り越されます。
- 定期購読者を集める
- コンテンツ販売は定期的に
- 購読者向けコンテンツを工夫する
それぞれどういった意味か、詳しく見ていきましょう。
定期購読者を集める
定期購読者がいなければ収益化は期待できません。まずは定期購読者を集めるために以下の点を意識してライブ配信を行っていきましょう。
- 定期的に配信
- リスナーと積極的に交流する
- 配信に個性をつける
定期的に配信
定期的に配信を行い視聴者数の増加とファンの獲得を狙いましょう。毎日同じ時間帯に配信することで固定の視聴者が付きファンになる可能性が高いです。
リスナーと積極的に交流する
ライブ配信は視聴者あってこそです。ライブチャットなどで送られるコメントは広っていきましょう。
配信に個性をつける
談配信であってもトークスキルやコミュニケーションスキルが求められます。見た目のインパクトから勝負してもいいですし、弾き語りや〇〇やってみたなどの得意分野で自身のキャラクターを作ってみましょう。
コンテンツ販売は定期的に
30日間の間に全く購読者向けのコンテンツがなければ定期購読者にはなりません。動画やブログは定期的に購読者向けを作成していきましょう。また、購読者向けコンテンツは全体向けのコンテンツよりも購読者向けとして価値のあるものが望ましいです。
購読者向けコンテンツを工夫する
例えば全体向けコンテンツを途中で区切り続きを購読者向けコンテンツで見ることができるなどの工夫をしましょう。
日記やお役立ち情報のコンテンツも良いですが小説や漫画などクリエイターが販売用として利用するのも一つの手です。特技を生かした自分だけが持っているコンテンツをできるだけ購読者向けにするようにしましょう。
STICKAM(スティッカム)を利用する際の注意点
- STICKAMのルール
- 退会について
STICKAMのルール
STICKAMには14歳未満のユーザーは登録できないなどの禁止事項があります。
- 猥褻な映像や音声
- 個人情報の漏洩
- 誹謗中傷
ルールを破った場合、通知なしで配信が強制終了されたりアカウントの利用停止の危険性があるので注意しましょう。また、不適切なユーザーがいる場合は「通報フォーム」より運営に知らせることも可能です。
退会について
ログイン後の「退会フォーム」から退会が可能です。退会後、スティッカムホームは1ヶ月後に削除されます。
ただし、退会後のアカウント復旧不可はもちろん投稿していたコンテンツはすべて削除されます。また、退会したアカウントによるメールアドレスでの再登録はできないため注意しましょう。
まとめ
STICKAMの特徴や使い方、稼ぎ方について詳しくまとめていきました。人によって使用目的は違うでしょうが、STICKAMはライブ配信サービスの中でも先駆けとされるサービスです。
ただし、近年のライブ配信アプリの加工機能など搭載されておらず全盛期に比べてもユーザー数の減少がみられます。また、投げ銭機能もなく収益化もある程度知名度をあげるところから始めなければいけないので使用目的に合わせて他サービスとの併用も考えてみると良いかもしれません。
ぜひ本記事を参考にして、STICKAMを楽しく活用してみてください。